2015年10月25日日曜日

体験会 in Tokyo

10月24日 東京都障害者総合スポーツセンター
車いすフェンシングの体験会開催

東京都北区は東京でのフェンシング普及活動拠点
北区の熱心なスタッフが支えてくださっています



体育館での準備がスタート

スタッフの朝のあいさつ「よろしくお願いします」

参加者を迎えて体験会スタートします

少しだけ、まじめになったJWFAメンバー

まずは車いすの取り付け方から勉強

激しく動いても大丈夫なように
前輪の固定も必要です

フルーレのデモンストレーションスタートします

エドゥプレ・アレ(構えて、スタート)

北区の区会議員、斉藤りえさんも体験希望で来訪

小松監督のまず剣の持ち方指導から

聴覚障害者の斉藤さんに手話でサポートする脇村太選手
隠れた才能発見!

体験者とはまず握手からスタートする監督
握力を確かめ、障害の程度を把握するのが大事

「腕をしっかりのばして・・・」
まず基礎の基礎を学びます

体験会には障がい者スポーツ指導員の方々も参加
剣を使った指の運動です

剣で「突く」ことも体験
「おもしろい!」と感激してくださったメンバーも

体験会、無事終わりました
「ありがとうございました、いかがでしたか?」

体験会終了後もボランティアスタッフからは熱心な質問が
2020TOKYOに向けての協力をお願いしました

北区主催の体験会は11月14日(土)12月6日(日)にも開催
「やってみたい」と思う方々、ぜひ下記までご連絡ください

 北区教育委員会事務局
  スポーツ施策推進担当課 
  電話 03(3908)9328
  FAX  03(3908)1274

2015年10月16日金曜日

Vittorio Loiさんのこと

"Father" of Italian Wheelchair Fencingと呼ばれていたVittorio Loiさんが亡くなったとのIWASの記事。寂しいお知らせの中で、懐かしいヴィットリオさんの写真に再会しました。

1998年のドイツ世界選手権の時、日本の車いすフェンシングチームにとって初めてのヨーロッパの大会。何もかもが手探りの状態の時でした。車いすの検査を担当したいたのがヴィットリオさん。彼の英語はほとんどわかりません。通訳の人はついていたのですが、何が何だかわからない私たちには、とにかく「怖い人」のイメージしかありませんでした。

部品が足りないから、補修するように、と言われて途方に暮れているとき、香港チームが予備に持参したその「部品」を私たちに渡してくれました。取り付ける工具も貸してくれました。夕闇せまるホテルの庭で補修をしたことを思い出します。

出来上がった車いすを見せて、やっと「OK」が出た時にホッとした感覚、今でも覚えています。

翌日、ヴィットリオさんが、私たちのところに近づいてきたのです。「まだ、何かあるのかな?」と一瞬身構えてしまいました。

「日本のピンバッジ、僕にもくれる?」とヴィットリオさん。あわてて差し出すと、満面の笑みで「Thank you!」

その後のワールドカップや世界選手権で顔を合わすと、いつも気楽に「Hi, Japan!」と声をかけてくださったヴィットリオさん。初対面の印象とは全く違う、気さくなおじさんでした。

現在のイタリアチームの基礎を築き、多くの障がい者のために働かれたヴィットリオさん。たくさんの笑顔、ありがとうございました。静かにお休みください。





2015年10月4日日曜日

北海道に練習拠点誕生

10月3日、札幌市東区体育館
車いすフェンシングの練習スタート
京都、東京に次いで三番目の練習拠点

車いすの固定用に以前に使っていた
「自家製」のピストを使用

まずは組み立てから





車いすをのせます

こんな工夫をして車いすを固定します

レッスンがスタート

初めて持つフェンシングの剣
思うようには動きません・・・

剣の持ち方の基礎の基礎
何度もチェックします

腕、肘、手首・・
言われた通りにするのは大変です

肘がスッキリ伸びてきました!

練習に参加してくれた現役の高校生、中学生フェンサー
一緒に指導をしてくれました

「突いても痛くないのですか?」
初めての人にとってはそれが心配に
「大丈夫ですよ!しっかり突いてください!!」

同時進行のレッスンが続きます

腕がしっかり伸びています

「フェンシングは騎士道に基づいた礼儀のスポーツ」
小松監督が練習での作法を指導

指の訓練法も

手伝ってくれた現役フェンサー
いすに座ってのトレーニングを見せてくれました

初めて参加の方々、おつかれさまでした
スタッフ、サポーター
みなさん、ありがとうございました

京都からの札幌「日帰り」も可能なことがわかりました
これからもよろしくお願いします

荒れたお天気が心配でしたが
北海道の早めの秋を感じるすてきな一日でした